「協調型」リーダーのためのおすすめ3冊

9月に翔泳社より上梓した『スモール・リーダーシップ チームを育てながらゴールに導く「協調型」リーダー』のポイント整理と、「協調型」リーダーの理解を深めるためにあわせて読みたい本の紹介 『スモール・リーダーシップ』における「協調型」リーダー 『…

組織と向き合うこと ~『スモール・リーダーシップ』出版のお知らせ~

9/11に翔泳社様より上梓した『スモール・リーダーシップ チームを育てながらゴールに導く「協調型」リーダー』について、簡単なまとめとふりかえり。スモール・リーダーシップ チームを育てながらゴールに導く「協調型」リーダー作者: 和智右桂出版社/メーカ…

今年読んだ本と仕事に役立つおすすめ5冊(2016年版)

意識的に行っている多読の結果報告と、その中でのおすすめを5冊紹介。(紹介している本は今年出版されたものに限っていません。) ふりかえり 今年の1月末から、意識的に多読をするように心がけています。目標は年間50冊としていて、概ね一週間に一冊です…

GxPで学んだ、ただ一つのこと

パラダイムを学ぶことと、実際にデリバリーすることとのバランスについて。あるいは転職報告。 導入 9月末を以て、グロースエクスパートナーズ株式会社を退職しました。4年と2ヶ月の間この会社にお世話になっていたことになりますが、その中できわめて多く…

パラダイムを学ぶことと、現実の中で活かすこと

本に書かれた内容を実際に使うことの難しさについて 導入 ここ一年ぐらい将棋にハマっているのですが、最近は棋力が上がらなくて悩んでいます。序盤で失敗して一方的に敗けるのが嫌なので、序盤から中盤の入り口について解説してある戦型の本をよく読んでい…

「アジャイル」と「ウォーターフォール」

アジャイルがダメだと思う7つの理由へのだいぶ遅い反応 導入 もうだいぶ前の話になってしまいましたが、アジャイルに関するブログエントリ「アジャイルがダメだと思う7つの理由」は予想以上に波紋を呼び、それに呼応していくつものエントリが公開されました…

テスト駆動開発の進化

デブサミ関西2012での講演内容まとめ はじめに 今月、GOOS日本語版が発売されました。実践テスト駆動開発 (Object Oriented SELECTION)作者: Steve Freeman,Nat Pryce,和智右桂,高木正弘出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2012/09/14メディア: 大型本購入: 4人…

静と動の往還としてのモデリング

DCIを参照しつつ「業務分析」について考える はじめに 最近「アジャイル」という言葉をなるべく使わないようにしています。なぜなら、この言葉に込められた「桃源郷へのあこがれ」が、色々なものを見えなくしてしまうような気がするから*1。例を挙げましょう…

モックによるインターフェイスの発見

TDD

設計ツールとしてのモックの使い方について考える。 導入 先日、"Mock Roles, not Objects"の日本語版「ロールをモックせよ」を公開しました。この論文は2004年に書かれたもので、著者はSteve Freeman氏、Nat Pryce氏、Tim Mackinnon氏、Joe Walnes氏という…

SIを仕事にするということ

パラダイムを学ぶことと、実際にデリバリーすることとのバランスについて。あるいは転職報告。 導入 8月1日にグロースエクスパートナーズ株式会社に入社しました。人生で2回目の転職となります。入社してまもなく一ヶ月が経とうとしていますので、本日はその…

書評:アジャイルサムライ―達人開発者への道

オーム社様と監訳者の方々より献本いただきました。厚くお礼申し上げます。ありがとうございます! アジャイルサムライ−達人開発者への道−作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未出版社/メーカー: オーム社発売日: 2011/07/16メデ…

書評:プログラミングGroovy

著者の方々より献本頂きました。厚く御礼申し上げます。ありがとうございます! プログラミングGROOVY作者: 関谷和愛,上原潤二,須江信洋,中野靖治出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2011/07/06メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 392回…

技術系プレゼンテーションの前にやっておくべきこと

プレゼンテーションの下準備を行う際に、普段心がけていることを整理する。 導入 ブログ、翻訳に続く舞台裏シリーズの第3弾として、プレゼン前の下準備の際に自分が心がけていることをまとめておきたいと思います(もう舞台裏ネタはないので、これで最後で…

TDDの実践 〜TDDBC仙台レポート〜

2011年7月2日に開催されたTDDBC仙台のレポート。 導入 「TDD Boot Camp」通称TDDBCにはずっと参加したいと思っていたわけですが、今回仙台で機会を得ることができました。最初はJavaでと思っていたのですが、Scala組に入れて頂きまして、山中(@ymnk)さん、…

翻訳に必要な3つの技術

翻訳に必要と思われる技術について整理する。 導入 私のブログの書き方を紹介したエントリの中でもすこし触れたとおり、翻訳という作業は自分の中で大きな位置を占めるようになってきています。『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』が出版されて以来…

ドメイン駆動式ソフトウェアの育て方

レッツゴーデベロッパー2011での発表原稿とスライド 導入 2011年05月28日「レッツゴーデベロッパー2011@仙台」が開催されました。このイベントのテーマは「共有と交流」。"「共有」には、最新技術、知識、復興への想い、それぞれの決意を共有することを、「…

関数型Scala(7):ラムダとその他のショートカット - Mario Gleichmann

この記事はMario Gleichmann氏による、「Functional Scala」シリーズの第7回「Functional Scala: Lambdas and other shortcuts | brain driven development」を、氏の許可を得て翻訳したものです。(原文公開日:2010年12月5日) 前回は、関数型プログラミ…

関数型Scala(6):高階関数 - Mario Gleichmann

この記事はMario Gleichmann氏による、「Functional Scala」シリーズの第6回「Functional Scala: High, Higher, Higher Order Functions | brain driven development」を、氏の許可を得て翻訳したものです。(原文公開日:2010年11月28日) 関数型Scalaの第…

関数型Scala(5):内包を理解する - Mario Gleichmann

この記事はMario Gleichmann氏による、「Functional Scala」シリーズの第5回「Functional Scala: Comprehending Comprehensions | brain driven development」を、氏の許可を得て翻訳したものです。(原文公開日:2010年11月21日) 関数型Scalaの第5話によ…

技術系ブログの書き方

勉強と結びつけながらブログを続けていくためのプラクティスについて整理する。 はじめに 先日、『DDD(Domain-Driven Design)』の日本語版が出版されました。謝辞でも触れましたが、この本を翻訳するということは私にとっては目標かつ夢であり、それが実現…

戦略的設計入門

"Beautiful Development"(2011.04.09 DevLOVE)の講演資料と原稿 はじめに 本日(4/9)、DevLove様と共同で、第2回"Beautiful Development"を開催致しました。これは、日本語版DDDの発売を記念し、DDDに造詣の深い方々に集まって頂き、2枠構成で講演して…

関数型Scala(4):クロージャ - Mario Gleichmann

この記事はMario Gleichmann氏による、「Functional Scala」シリーズの第4回「Functional Scala: Closures | brain driven development」を、氏の許可を得て翻訳したものです。(原文公開日:2010年11月15日) 関数型Scalaの第4話にようこそ! 今回はあち…

関数型Scala(3):関数としてのオブジェクトとしての関数 - Mario Gleichmann

この記事はMario Gleichmann氏による、「Functional Scala」シリーズの第3回「Functional Scala: Functions as Objects as Functions | brain driven development」を、氏の許可を得て翻訳したものです。(原文公開日:2010年11月8日) 関数型Scalaの第3話…

読書マップとDDD 〜DDDは3冊目の本?〜

技術書の読み方を考えつつ、『ドメイン駆動設計』を位置づける。 はじめに 〜1冊目の本〜 あなたは技術書をどのくらい読んでいるでしょうか?多い人は月何冊も読んでいるでしょうし、もう何年も読んでいないという人もいるでしょう*1。あるいは、「買ってい…

関数型Scala(2):関数 - Mario Gleichmann

この記事はMario Gleichmann氏による、「Functional Scala」シリーズの第2回「Functional Scala: Functions | brain driven development」を、氏の許可を得て翻訳したものです。(原文公開日:2010年10月31日) 関数型Scalaの第2話へようこそ!前回は、コ…

関数型Scala(1):導入 - Mario Gleichmann

この記事はMario Gleichmann氏のブログエントリ「Functional Scala: Introduction | brain driven development」を、氏の許可を得て翻訳したものです。(原文公開日:2010年10月28日) また、当記事の翻訳許可を求めてメールした際、その返信として氏から暖…

書評:プログラミングScala

訳者の方々とオライリー・ジャパン様より献本頂きました。厚く御礼申し上げます。ありがとうございます! プログラミングScala作者: Dean Wampler,Alex Payne,株式会社オージス総研オブジェクトの広場編集部出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2011…

スクラムによるドメイン駆動設計

ビジネスとソフトウェアの統合という観点から、スクラムとドメイン駆動設計の関係をとらえなおす。 導入 ここ数ヶ月は日本のスクラムにとって、おそらく非常に有意義な期間だったのではないかと思います。12月にJim Coplien氏による認定スクラムマスター研修…

ドメイン駆動設計を実践するために

ドメイン駆動設計の実践に向けて、DDD本では明示的に語られていない視点からドメイン駆動設計をとらえ直す。 導入 ドメイン駆動設計入門では、かなり抽象的なレベルでDDD本の根底にある思想を概観しました。一言で要約すれば「ドメインエキスパートの頭の中…

DCIアーキテクチャの理論とGrailsによる実装

第12回G*ワークショップにて行った講演のスライドと発表原稿 はじめに 11/9にJGGUG様主催にて第12回G*ワークショップが開催されました。そこで、「Model On Grails - DCIアーキテクチャへの道すじ-」と題しまして、DCIアーキテクチャについて講演させて頂き…