概要
Adobe社より提供されている認定エキスパート資格の1つで、RIAアプリケーションフレームワークであるFlex 3を対象としたものです。公開されている情報を見ても分かる通り、単純にFlex 3のUIコンポーネントとActionScriptの文法だけを覚えれば良いと言う性質のものではなく、「Flexアプリケーションを一通り作る上で必要となる知識」が出題範囲となっています。Flex 4が見えている状況ではありますが、包括的に知識を整理するためのモチベーションと考えれば十分受験する価値がある試験だと思います。
対策
試験内容については言及できませんので、私が立てた戦略と実際にやった対策をご紹介します。この試験に関しては、いわゆる公式の対策本の類いが出版されておりません。したがって「教科書を暗記」という多くのベンダー系試験で有効なワザが使えません。そこで、試験範囲が前述の通り「アプリケーションを作るのに必要な基礎知識」だったことから、私は以下の2段階で準備をしました。(仕事でのFlex歴は半年ほどです。)
体系的に理解する上で実際に使ったのはこちら:
- 作者: Tariq Ahmed,Jon Hirschi,Faisal Abid
- 出版社/メーカー: Manning Publications
- 発売日: 2009/03/10
- メディア: ペーパーバック
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ただ、これだと試験範囲をカバーできていませんので、実際にアプリケーションを作るにあたってはこちらと:
- 作者: 宮田亮
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2008/07/24
- メディア: 単行本
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あとはちらっとしか目を通せなかった本ですが:
Adobe Flex 3 & AIRではじめるアプリケーション開発
- 作者: 公門和也,大谷晋平,堀越悠久史
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2008/12/01
- メディア: 大型本
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結果は84%ほどの正答率で無事合格でした。合格したこと自体はもちろんうれしいですが、それよりも対策を通じて包括的に勉強できたことが良かったと感じています。
公式試験準備ガイド
- 英語版: Product Proficiency Exam Bulletin
- 日本語版:製品技能試験準備ガイド