LPIC Level 1

概略

ディストリビューションに依存しない、OSとしてのLinuxの知識を問う試験、と言われています。Level 1を取得するためには、Exam101とExam102の二つの試験に合格する必要があります。

対策

難易度としては、UNIX/Linuxで仕事をして半年ぐらいの方が知識の整理を兼ねて勉強して受験するのに、あるいは、Linuxを一から勉強する方が体系的に学習する目安とするのに、丁度いいレベルではないでしょうか。


ただし、大体の試験に共通して言えることですが、一から勉強するのであれば、試験対策教科書をいきなり読み始めてしまうのは危険。適当なLinuxの解説書を一通り読み、さらに実機にインストールして叩いてみる、ということをやった上で、教科書→問題集が王道ではないでしょうか。その際のおススメ参考書はこちら↓

LPI認定試験レベル1直前対策テキスト

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徹底攻略 LPI問題集 Level1/Release2 対応 (ITプロ・ITエンジニアのための徹底攻略)

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ただし、大きな落とし穴が一つあります・・・Exam101の方は大体問題集と似たり寄ったりの難易度ですが、Exam102の方が、全くかけ離れています。まず、記述型問題の割合がかなり高いこと。そして、見たこともない知識がたまに問われることインプレスの黒本の模試で85%ほど解けていたのに、本番では70%を切る正答率でした・・・一発で確実に合格しようと思うなら、参考書での学習+αが必要になる、ということを認識しておく必要がある試験でした。