WebSphere Application Server アドバイザー V5.0

概略

「WebSphereグローバルマスター資格体系」の入門資格にあたるもので、【WebSphere Application ServerおよびJ2EE、開発ツール/WebSphere Studioに関する基礎的な知識を問う資格】だそうです。

対策

「この資格をどういう立場の方がどういうタイミングで受験されるのか、いまひとつ分からない」というのが正直なところです。僕自身はとにかく社会人になるのが遅れたため、「最初の現場ではWSADで開発していました。」というより、「資格持ってます」の方が手っ取り早いかな、という感じですね。それで、対策はどういう立場で受験するかによって大きく変わります。

WSADでの開発はなんども経験済み、会社に取れと言われて受験

この場合であれば、インプレスより出版されている黒本一冊でまったく問題ありません。ただし、「V5.0の新機能は?」的な問題があるので、「準備なし」はリスクがあります。

仕事でWSADを使い始めたので、勉強を兼ねて受験

こちらの方には黒本をお勧めできません。まず間違いなく設問の意味が分からずに苦労します*1。で、どうするかというとおそらく選択肢は一つしかなくて、このシリーズがおススメです。

WebSphere V5.0開発者必携ガイド〈1〉J2EE入門

WebSphere V5.0開発者必携ガイド〈1〉J2EE入門

とにかくこれにパラっと目を通してみてください。特に問題なく読み進めることができたら、そのままGOですが、「なんだかよく分からない」という感じであれば、先にSJC-Pおよび-WCの勉強をした方が最終的には近道です。


インプレスの黒本がふつうに理解できれば、本番の試験は楽勝です。

*1:ていうか、しました。