Sun Certified Programmer for the JAVA 2

解説

Javaのベンダー資格の入門にあたるものです。SJC-WC等上位の資格を受けるためには、この資格を持っていることが必須条件となるため、ベンダー資格をとろうと考える方がまず最初に受験するものになるでしょう。2005年9月2日より、SJC-Pプログラマ)の下位資格として、SJC-A(アソシエイツ)が公開された様子ですが、特にSJC-Pを受験するための必須資格という訳ではないようです。難易度としては、「Javaの勉強が一段落した時に、知識の整理を兼ねて受ける」のにちょうどいい感じです。

勉強法

僕の場合はJava自体の勉強が一からでした。従って、順番としては「Javaの勉強」→「資格の勉強」となりました。この二つ、似ているようで実質はだいぶ違います。試験に出題されるのは、決してキレイとは言えないソースであるため、資格の勉強をしながらJavaの勉強をしても、あまり効率的ではありません。Javaの勉強法自体は、僕自身が会社で研修を受けたということもあり、人によって環境もだいぶ違うと思いますのでここではご紹介しませんが、「いきなり資格の勉強を始めるのはやめた方がいい」ということを再度強調しておきたいと思います。


さて、資格対策に使った本は下記の二冊です。

改訂版SUN教科書 Java2

改訂版SUN教科書 Java2

実際の試験問題の難易度と照らし合わせると、紫教科書の問題は巻末の模試を含めてかなり簡単です。したがって、紫教科書とiStudyLEだけでなめてかかると、多少危険かもしれません。一方銀色問題集は問題の難易度がかなり高く、細かいところまで解説がされています。この問題集をコンプリートし、巻末に付録としてつけられている模試二回分で両方とも合格点が出ていれば、まず当日も問題ないと言えるでしょう。
※なお、銀色問題集は選択問題の正答数が見えないため、ややストレスがたまります。インプレス刊の黒本の方がやりやすいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。いずれにしても、問題集を一冊解くことが重要だと思います。

※参考サイト:http://suned.sun.co.jp/JPN/certification/javamain.html